トリプル ディスプレイ モニター

  1. コラム〜リサーチャーの日常
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在宅勤務で最初に必ずやるべきなのは、トリプル ディスプレイ 環境の構築!

2020年4月に最初の緊急事態宣言が出た後、多くの企業では在宅勤務を余儀なくされました。

多くの方々は、まさかこれだけ急にフルリモートワークに移行することになるとは、予想だにしていなかったのではないでしょうか。ある研究によると、新しい生活習慣を身に付けるには最低21日間が必要で、そうした新しい習慣が自動化するには2ヶ月を要するということですが、まさにあっという間に2ヶ月近くにわたって在宅勤務をすることになったのです(企業によっては既に1年以上が経過)。

当初いろいろと言われていたのは、セキュアなリモート接続環境やビデオ会議ツール、ファイル共有などのIT環境整備が急がれるということでした。

当時すでに独立して14年となっていた私は、クライアントへの報告会や打合せが完全にオンラインに移行する中、ときに「テレワークにおける工夫やアドバイス」を話して欲しいというご要望などをいただきました。

そのときに、まず「マルチディスプレイ環境の構築」、できれば トリプル モニター 環境を作ってほしい、とお話しました。理由は大きく2つあります。

①作業姿勢と目線の正規化

長時間の座り仕事は、腰にも目にも過度な負担をかけますが、そんなこと言ってられないのが独立リサーチャーですね。中長期的な打撃に備えるために投資すべきは、まずはデスクチェア、チェアの上に敷く各種アイデア商品(笑)、そしてデスク上に設置する大型ディスプレイです。

特にノートPCに向き合って集中する仕事は、目線が下方向に固定されるため、あくまで一時的な作業や出張先の作業に留めるべきです。ノートPCも、スクリーンが大きくなれば、持ち運びの際も重くなりますし、価格的にも高額になりますが、リサーチを専業にする以上はできるだけ大きなものにした方がいいです。

②作業効率の圧倒的向上!

膨大な情報量を処理する仕事は、もし紙ベースの時代だったとしても、できるだけ大きなデスク、そして壁面には多数のメモが貼ってある状態が好ましいでしょう。今のデジタル時代では、まさにPC上のデスクトップスペースの広さがそれに相当します。

一つには、複数の情報を参照しながらスライド作成をする段階において。

もう一つには、保存しておきたい情報を、多数のPCフォルダに分類作業する段階において。

前者はダブルディスプレイでも可能ですが、後者は分類フォルダが増えれば増えるほど、できる限りトリプルディスプレイが好ましいです。いったんこの方法に慣れると、出張先でのちまちました作業の遅さに辟易します(笑)つまり普段の作業効率が圧倒的に向上しているということです。

 

Macでのトリプルディスプレイ接続のやり方

mac トリプル ディスプレイ

私の場合は、Macbook Proを、2台のApple Thunderbolt Display(27インチ)につなげているだけですので、めちゃくちゃ簡単です。ディスプレイ同士を接続し、一本のケーブルを「Type-C」に変換して、Macbookに差し込むだけです。

他社製の2台のディスプレイを接続するには、2つのケーブルをMacbookに挿す必要があるそうです。こちらも「Type-C」に変換するアダプターは必要です。

問題は2021年以降にMacbookを買い換えた場合、AppleSilicon「M1」搭載Macになることです。ポート数も少なくなりますし、M1 Macは外部ディスプレイ出力数が少ないそうですので、特殊なアダプターを使用するか・・・あるいは、横長の湾曲大型ディスプレイを使って「ダブルディスプレイ」環境にするか、という選択肢でしょうか。

この辺はおそらく1年後、検証後にあらためて情報共有させていただきますね。

 

出張先でのマルチディスプレイは、今後の課題・・・

トリプルディスプレイ環境に慣れると、出張時にノートPC 1台で仕事をするとその非効率さがたまらず、「出張中は読み物中心でいいか・・」みたいについ考えてしまいます(特に海外長期出張中)。

数年前にMacbookを簡単にトリプルモニターにできる新製品開発を行っていた海外ベンチャーがあり、クラウドファンディングを募集していました。これはいい!と思って前金だけ振り込んだのですが、その後まったく連絡がなく、やっぱりアイデア製品みたいなものは完成してから購入検討しないとねと反省していました。これを書きながら過去のメールを検索したところ、仮申込みしたのが2017年6月。すっかり忘れた2020年1月頃に「First units are out!」などという詐欺のようなメールが来ていました(苦笑)

2021年に入り、国内でもサンワディスプレイから「ノートPC一体型モバイルディスプレイ」なる商品が出ています。重さやデザイン、価格面で、いましばらく様子見ですね。

外付けディスプレイ

Sidecar で iPad を Mac の 2台目のディスプレイとして使う

現在は追加投資することなく、ホテル滞在時などはiPadをセカンドディスプレイとして使用しています。

Sidecar

完全に満足いくものではありませんが、ビデオ会議などの際には役立っています。

👉 Sidecar の使用方法(Apple)

 

今後の新しい製品の登場に期待しています。またいいアイデアがあれば、共有させていただきます!

 

 

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